ニッソー HPα-10000導入
ニッソーのエアポンプ『HPα-10000』を導入した。
導入した目的は、アロワナ、コリドラス、メダカ水槽で使用しているエアポンプをスッキリとまとめたかったから。
上の画像をご覧になれば解るように、アロワナ水槽、コリドラス水槽の各エアポンプはそれぞれ蓋の上に設置してあるため、メンテの際にいちいち外さなければならない。
また、メダカ水槽を追加した事で配線的な余裕が無くなり、現状、たこ足にさらにたこ足をするような配線を施しているため、この状態で計3台を回すとなると、見た目的にも配線的にもあまりよろしく無いのだ。
そこで選んだのがHPα-10000。
当初はキョーリンの『ハイブロー C-8000』と悩んだが、一番の決め手となったのがこのコックの存在。これならば分岐コックを別に購入せずに済むし、エア量の調整も簡単なはずだ。
また、もう一つの決め手となったのは、50Hzでのエア排出量。そこで両機のスペックを簡単に記してみると、
- HPα-10000 消費電力10W 排出量 10000cc/分
- C-8000 消費電力8.5W(HIGH側) 排出量 6500cc/分
※参考 60Hzでのスペック
- HPα-10000 消費電力10W 排出量 7000cc/分
- C-8000 消費電力8.5W(HIGH側) 排出量 8000cc/分
といった具合になるが、圧力を無視した単純な排出量の比較であれば、HPα-10000に軍配が上がるのである。
ただ、このHPα-10000の排出量値は、4つの排出口をすべて合わせた値なのがミソ。
というのも、内部構造はこんな感じになっているからだ。
構造的には、2つのユニットを1つにしたようなもので、パワー(圧力)比較であれば、恐らくは1口のC-8000に軍配が上がると思うが、今回は利便性を考えての導入なので、こちらのエアポンプをチョイスした。
さて、実際に設置してみての感想だが、これはなかなか使い勝手が良い。
前述した通り2つのユニットからなるので、1つをアロワナ+メダカ、もう1つをコリドラス水槽に分けて使用したが、思っていたよりもずっとパワフル。
※参考 今まで使用していたエアポンプ(水心)の排出量
- 水心SSPP-2S 消費電力4.5W(50Hz) 排出量 3500cc/分 これを2台稼働
- 水心SSPP-3S 消費電力2.8W 排出量 2500cc/分
- 3台合計すると消費電力11.8w 9500cc/分
新品という事をさっ引いても、お釣りが来るぐらいの有り余るパワーだった。後はこのパワーがどの程度持続してくれるかが問題だが、これはまた改めて記事にしたいと思う。
最後に肝心の静粛性についてだが、今までよりもかなり静かになった。
もっとも、今までは3台のエアポンプを回していたのだから、静粛性についてはそうなって当たり前かもしれないが、HPα-10000は見た目的に少々音が出ても仕方無いと思っていただけに、これは嬉しい誤算だった。
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