メックプロというろ材

2021年6月26日

先日買ったエーハイム2071に「メックプロ」というろ材が付属していた。

平たく言えば、同社「エーハイメック」の樹脂版といったところだろうか。ちなみにメーカーでは物理濾過を主とした使用を推奨している。

 

 

大きさはご覧の通りで、筒状をした黒色のろ材。表面はジャバラのようになっており、少しでも表面積を稼ごうとするメーカーの思惑が見て取れる。

そして一番驚いたのはその「軽さ」。樹脂製なので当たり前と言えばそれまでだが、同じ量のセラミックろ材よりもはるかに軽い。水に浮いてしまう個体があるのは難点だが、外部フィルターで使用するならば、それはたいした問題にはならないだろう。

 

このような樹脂製ろ材の最大のメリットは、半永久的に使用出来る点にある。

目詰まりしても軽く洗うだけででほぼ元通りの性能を発揮できるし、目詰まりしにくい分、長い期間ろ過能力を維持できるので、メンテナンス性に優れているからだ。

また、見た目の印象から生物濾過能力を疑問視する人もいるかも知れないが、バクテリア目線では沢山住み着く場所があるので、実際はこのようなツルツルのろ材でも十分に生物濾過を行える。

 

さてこのメックプロ、なかなか使い勝手が良さそう。水流を整える効果も期待できそうなので、早速コリドラス水槽に使用しているエーハイム2236の一番下のコンテナに投入してみた。

メーカーでは物理濾過ろ材という位置づけではあるが、生物濾過の効果にも注目してみたいと思う。

コリドラス水槽は新規立ち上げの水槽ではないので、他のろ材と比べてどの程度効果があるのかはハッキリとはわからないが、樹脂系ろ材は非常に気にる存在だったので、これを機に色々と検証したいと考えている。

 

2021年6月26日飼育用品レビュー

Posted by ドン・モフチョ