水作ジャンボ(改)のメンテナンス

 

外飼いタライで使用しているフィルターは、ちょっとだけ中身を改造した水作ジャンボを使用しているが、冬支度の一環としてこいつのメンテナンスを行った。

改造点

……と、メンテナンスに入る前に、この水作ジャンボの改造点を挙げておこう。

この水作ジャンボのろ材は、付属のマットではなくフジノスパイラルを使用しているのがキモ。

ただし、元々純正マットの使用を前提に作られているので、それ以外のろ材を使うにはちょっとした工夫が必要になる。何故ならば、エアストーンの部分にろ材が入り込んでしまい、飼育水がうまく循環できなくなるからだ。

そこでモフチョ家では、園芸ネットを下の画像のように取付けて使用している。

 

 

こうするとろ材がエアストーン部に入り込まなくなるので、飼育水が適切に循環する。

さて、改造点はこれぐらいにしておいて、メンテナンス作業の説明に取りかかる事にしよう。

 

外側のケースを外す

まず、はじめに外側のケースを外す。

 

 

ちなみに、前回メンテナンスをしたのは夏前。約半年程度でここまで汚れてしまう。タライで飼育している魚のことを考えれば当たり前なのかもしれないが、相当汚い(汗)

 

ろ材を軽く洗う

で、次にろ材を取り出して洗うのだが、フジノスパイラルのような樹脂製ろ材はサッと濯ぐ程度で汚れがほとんど落ちるので、メンテナンス性は抜群に良い。

 

 

おまけにほぼ永久的に使えるのだから、コスト面でも非常に優れている事を付け加えておく。

尚、フジノスパイラルは現在非常に入手し辛くなっているので、これは形状がまったく同じろ材、ミューロAiconで代替え可能だ。(今はこちらの方が安いのでオススメかも)

 

ろ材を入れるのはちょっと面倒

さて、ろ材を濯ぎ、奇麗にしたところでこれを本体に詰めていくのだが、この作業はちょっと厄介。

 

 

そのまま詰め込んでいくとポロポロと外にこぼれてしまうりで、ある程度(1/3ぐらい)詰め込んだらガワを被せ、下の画像のように少しずつ詰め込んでいく。

 

 

純正ろ材と異なりポン付けできないので、少々めんどくさい作業となる。これが水作ジャンボ(改)の唯一の難点。

まぁ、比較的長期間メンテナンスが不要という事を考えれば、なんとか我慢できる作業と言えるだろう。

 

底部に敷き詰める「重し」

そして、本体の底の部分にはリング状ろ材を敷き詰めていく。

 

 

他の水作シリーズは底部の重りとして大磯が敷き詰められているが、水作ジャンボには何も付属していないので別途必要になる。

もちろん「重し」となるものなら何を使っても問題無いが、モフチョの場合はパワーハウスのベーシック(ハードLサイズ)iconを使用している。

こいつだと高さがピッタリと収まるので収まり具合がとても良いのだ。

 

メンテナンス終了

これで一通りのメンテナンスは終了。後は再びタライに投入するだけ。

 

 

次回のメンテもまた半年後に行う予定だが、夏場と違って冬場の間は餌切りをするなど、給餌の量がガクンと減るので今回ほど汚れはしない……はずだ。

 

メンテナンス

Posted by ドン・モフチョ