上部フィルターの仕様変更

錦鯉水槽の上部フィルター仕様を変更した。

 

 

この手のフィルターは、通常はこんな使い方をする。

 

 

汚い絵で何とも恐縮だが、フィルター底部にスノコを敷いてその上にろ材を敷き詰めて使うのがデフォ。図のように飼育水を上から下へと循環させる構造となっている。市販されているフィルターでもこのような構造の物が多く見られると思う。

で、錦鯉水槽ではこれを以下の図のようにして使っていた。

 

 

ろ材(フジノスパイラル)を購入したサイトの使用例を参考にし、シャワーパイプを取り外して左から右へと水が流れるよう変更した。こうすると飼育水がろ材を通過する時間がデフォルトでの使用時よりも長くなるので、より濾過能力のアップするのだろう。

 

このままでも何の問題も無く使用してきたのだが、これをさらに仕様変更することにした。

 

 

物理濾過も全てフジノスパイラルで賄うように変更し、各層をメンテをしやすいように仕切板を付けてみた。

 

 

周知の通り鯉は糞をとにかく沢山する魚なので、すぐにウールマットが目詰まりを起こしてしまう。

期間で言うと三日程で完全にろ過能力が消失。その都度マットを交換してやれば済む話なのだが、「もう少しメンテが楽になったらいいのに」と物理濾過も全てフジノスパイラルで賄ってしまおうと考えた。

そうすれば、メンテの際はそれをネットごと取り出し、ザブザブと洗って元の位置へ戻すだけとなる。

 

後はどれだけ能力を維持出来るかだが、今の所は十分にその役割を果たしているようなので一安心。物理濾過能力の単純比較ならウールマットに軍配は上がるが、メンテ性はこちらの方が優位なのは間違いないだろう。

もちろん飼育環境やその使い方によってはこの限りでは無いが、少なくともこの水槽に関しては仕様変更が吉と出たようだ。

 

メンテナンス

Posted by ドン・モフチョ