モフチョ家水槽の主
モフチョ家水槽の主(ヌシ)、グリーンアジアアロワナ。
購入したのは2001年春のこと。10cmぐらいの幼魚だった。
アジアアロワナを飼うのはこれが初めて。今の所順調に育ってくれているが、現在、右のエラが少しめくれてしまっている。
実はこのエラめくれは過去にも一度やっているのだが、その時は自然と治ってしまった。半年ほど時間はかかってしまったが、手術とか大げさな事はしたく無いので、今も同じように自然治癒するのを待っている。体調が悪いとかそういったことはなく、なんというか、癖みたいになっているような感じだろうから。
アジアアロワナを飼うようになって感じた事は多々あるけれど、中でも驚いたのはこの魚が強い「意志」を表す、ということだった。
例えば餌やりひとつとっても、食べたい時やそうでない時の差がハッキリしているし、気に入らない餌をやろうものならふてくされる。最近でこそものわかりの良い大人になったが、飼い始めから3年ぐらいは本当にそれが顕著だった。
そしてこの好き嫌いは餌だけでなく人にも向けられる。
たまに家に知人を呼ぶ事があるが、その知人の中にお気に入りの人に対してはえらく甘えたりする。時折「ヴー!!」と激しく鳴いて、何かをアピールすることもある。
アジアアロワナが鳴く理由の一つに繁殖行動があるそうなのだが、これはなんだか良く解らない。
逆に気に入らない人が来ると、徹底的に無視を決め込み、あらぬ方向へ行ってしまう。
それでも人の方から近寄って手を出したりすると、餌を捕食するかのように口を大きく開けて威嚇するのだ。
ちなみにモフチョに対しては基本的にとても大人しいのだが、奥方に対しては威嚇とは異なる捕食の仕草を何度も見せ、しきりに餌をねだるのだ。奥方曰く
「私はきっと餌やり係なのよ(笑)」
ある意味「よく慣れている」と言えばそうなのだが、まるで犬のような動物と付き合っているような感覚に陥ることがあるから興味深い。古代魚というのは、人知を超えた何かを持っているのかも・・・って、それはモフチョの考え過ぎだろうか?
ちなみに以前、新しく飼う魚を「仲間だよ〜」なんて見せた事があったのだが、そりゃもう激しく威嚇しまくったので、それ以来見せるのは止めた。今もなるたけ他の魚が目に入らないよう注意している。
とにかく何に対しても好き嫌いの激しいグリーンアロワナ。きっと自分が主(ヌシ)だと思っているに違いない。
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