浄水場に行く
先日の日曜、近所の浄水場が「施設解放日」だったのでちょっと足を運んでみてきた。
水道水がどのようにろ過されているかはとても興味深いところ。ちょっとした社会科見学のノリである。
施設内では説明会や実験、聞き酒ならぬ聞き水等を行っており、水道水への理解を深めようといった趣のイベントを行っていた。
で、職員の説明を聞きながら施設内の設備を見て回ったりもしたのだが、
川から取水した原水を人が飲んでも安全なレベルまでろ過するのは実に大変。大まかな流れは同じかも知れないが、フィルター云々といったアクア的レベルよりもずっとずっと複雑なものだった。
そんな中、アクア的に気になったものも当然あった。
まずは急速ろ過池で使われる『ろ過砂』。
ちなみに、モフチョ家のコリドラス水槽の底床として使っているのはこの砂の部分。田砂とどこが違うのかよくわからないが、恐らくは同等のものなのだろう。
お次ぎはこれ。
原水の濁りを取り除く実験。とある薬を入れるとあら不思議、
あっという間に水が透明になってしまった。
この実験で使われた薬品は「ポリ塩化アルミニウム」という凝集剤。これを使えば濁りなんて一発で取れそうものだが、当然の事ながら魚のいる水槽には使えないらしい(笑)
とまあこんなわけで浄水場を後にしたのだが、
当たり前のように水道があって、当たり前のようにその水を飲めるってのは、改めて考えるととても凄い事なんだなと思った。
水は地球の命です@鈴木健児(上州屋の社長)
※謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
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