御老体、具合はどうかね(薬浴で色抜けしたシクリ)
ようやく色が戻って来たシクリ。
モフチョ家のシクリはデルファックス、メラニチウスと並ぶコリ水槽の御老体(2001年購入)。酸いも甘いも全て知っている(はず)コリだ。
そんなシクリがコリ水槽立ち上げ後、エロモナスに感染してしまった。
同時期、やはりエロモナスに感染したコリがいる。パイロットフィッシュとして入れたアエネウス(赤コリ)。
アエネウスはポップアイと尾腐れに見舞われたのでほぼ絶望視されたが、若い個体かつ丈夫な種であるため、薬浴した翌日にはポップアイが収まり、さらには3日目には尾腐れも回復の兆候が見られ、なんとか一命を取り留めた。
その直後にシクリの発症。環境が変わったのが一番の原因だろう。腹部に明らかな内出血が見られ、色つやがどうにもよろしくない。何より「もふっぷり」もイマイチだし泳ぎも弱々しい。そこで薬浴を敢行したのだが、3日ほど変化が無し。嫌な空気がモフチョを襲った。シクリ比較的デリケートな一面があるが、なによりモフチョ家のシクリは御老体なのだ。
もしかするとこのまま・・・と、モフチョ腹を決めたが、5日目には内出血もほとんど収まり、一週間後、コリ水槽へ移すことになった。薬浴による肌荒れは仕方無いにしても、明らかに元気を取り戻したのでモフチョは一安心した。(薬浴の方法とか病気の話はまた改めて・・・)
そこへ今度は寄生虫騒動が襲った。寄生虫の場合、水槽内の魚ほぼすべてがキャリアになる公算が大なので、モフチョは全魚に対して薬浴を敢行するに至った。
薬浴後、一番色が飛んでしまったのがこのシクリ。こう見ると、まるで別のコリのよう。やはり、立て続けの薬浴はかなりのストレスがあったことだろう。
そんなシクリもようやく落ち着きを見せてきた。若干肌荒れしているようだが、日に日に少しずつは良くなって来ている。もふりっぷりもほぼ完璧に復調し、のんびりと過ごしている。
「御老体、具合はどうかね?」
とモフチョは心の中でシクリに声をかける。
「まずまずじゃ。それより、もっと餌をくれんかのぉ」
ちなみにモフチョが飼っていたコリの中では、2007年に没したステルバイの14歳というのが最高齢。あとどれぐらい生きるかは解らないけど、シクリも長生きしてもらいたいものだ。
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