小型魚水槽一の働き者

今日もせっせと掃除をするサイアミーズフライングフォックス

 

 

暇さえあれば、そこらかしこをモジョモジョとしている姿が目に入る。まさにこの水槽一の働き者だ。

この魚は黒髭を食べる魚として、主に水草水槽で重宝されているが、例えば、巻き付けたばかりのウィローモスを瞬殺されたり、水草(ラージリーフハイグロフィラ)の新芽を食べたりと確かに草食性はかなり強い。

小型魚水槽には黒髭がまったく生えていないのも、この魚がきちんと仕事をしている証拠だろうが、思ってたよりもずっと働き者のようである(笑)

 

ところでこの魚には、成長とともに気が荒くなり同種間で縄張り争いをする個体がいると耳にするが、それはサイアミーズの偽物で、時としてそんな個体が売られているらしい。

 

黒いラインが尾まで入るのが本家のサイアミーズ

 

ちなみに本物かどうかは、身体の黒いラインで見分ける。

この黒いラインが尾まで入らず、その手前で途切れているのが偽物なのだとか。最近はきちんと区別されて売られていると思うが、迎え入れの際はちょっと注意しよう。

掃除屋として極めて高い能力を発揮するだけでなく、丈夫で活発なサイアミーズフライングフォックス。見た目こそ地味な魚ではあるが、熱帯魚としての魅力も十分だ。

 

各種熱帯魚

Posted by ドン・モフチョ