飼育今昔記 金魚・フナ編

 

今でこそ落ち着いた金魚・フナ水槽だが、今の環境に至るまでにはいろんな出来事があった。

まず、金魚、フナ達を語る上で切っても切れないのが、この時の金魚達だ。

 

 

60cm規格水槽で餌金(和金)、流金、茶金、朱文金の4匹を飼っていた。餌金は2001年以前(奥方と結婚前)、流金と茶金、朱文金は2001年に迎え入れた金魚である。

 

この金魚達はある日、朱文金を残して突然死んでしまう。水質悪化が原因だったように思われるが、原因は解らずじまい。当時のモフチョはこの出来事に相当なショックを受けた。

そして同じ2001年から

 

 

フナと餌金を飼育し始めた。

ただし、こちらは観賞目的ではなく、グリーンアジアアロワナの生き餌として迎え入れたもので、餌にならずに済んだ「生き残り」になる。

この頃のアロワナは金魚やフナといった小魚を全く食べなくなり、金魚水槽とは別の水槽(45cm規格)で飼育されていた。

この時フナは全部で7匹がいたが、うち6匹(現在のヒブナも含む)が今も健在している。ちなみに以前記事にした『カミキン』もここに写っている。

 

 

変形したエラの形からお解り頂けると思う。

 

そして2004年に一度目の引っ越しを迎えるが、この時に金魚、フナ達の飼育環境は大幅に変更された。

まず、生き残った朱文金と餌金達は、新たに立ち上げた90cm規格水槽で飼育する事に。

 

 

余談ではあるが、この時期に錦鯉の白写り、光写りの2匹を追加し、朱文金(カメ子)、餌金達と一緒に飼育することになった。

朱文金と餌金3匹だけでは、水槽内が寂しく見えたのが追加した主な理由である。

 

 

フナの方は、金魚を飼育していた60cm規格水槽で「フナ水槽」を立ち上げ、このフナ達だけで飼育を始める事になった。

また、同時期に「第二金魚水槽(60cm規格)」を新たに立ち上げた。

 

左から朱文金、MIX白、MIX赤、和金

 

この水槽の内訳は、朱文金1匹、MIX金魚2匹、引き取り金魚(和金)1匹の計4匹。

ちなみにこの朱文金は、昨年死んでしまった朱文金の『トラ』。既にトラ模様では消えて無くなってしまったが、当時はこのように別の水槽で飼われていたて、「黒目が消えた金魚」はまだ黒目がちゃんとあった。

 

さて、生き残った朱文金のカメ子だが、引っ越ししてから変わった寝姿を見せるようになる。

 

 

このように立って寝るのだ。

「なんでこんな恰好で…」といろいろ考えてしまったが、それ以外では特段変わった様子も見られなかったので、何もせずにこのままこ飼育することにした。

ただ、こうなってから著しく「老い」を感じるようになり、この引っ越し後から2年ほどで死んでしまった。

 

余談ではあるが、このカメ子が死んだ頃からモフチョ家はドタバタする時期を迎え、2008年に2度目の引っ越しをする事になる。

この二度目の引っ越しの後はというと、金魚水槽、フナ水槽、第二金魚水槽ともに大きな飼育環境の変化は無かったが、引っ越し後もしばらくドタバタが続き、飼育環境を維持するだけで手一杯な状況だったので、魚の写真がほとんど残っていなかった。

そして三度目の引っ越しで、各金魚とフナを90cm規格水槽で一緒に飼育するようになる。

 

引っ越し直後の金魚・フナ水槽

 

一度設置場所を変更した以外は、現在も大きな変更点は無い。顔ぶれは多少変わってしまったが、カミキンもフナもまだまだ元気いっぱいに泳いでいる。

このように数多くの引っ越し、そして出会いと別れを繰り返し、ようやく安住の地(?)を手にした金魚とフナ達だが、これからも末永く付き合っていきたいと考えている。

 

モフチョの戯言

Posted by ドン・モフチョ