どうもシルバーアロワナの元気が無い
モフチョの飼う魚の中で最高齢のシルバーアロワナ。引越ししてからどうも元気が無い。餌も食べないでいるし、ここ最近はエラが少し肌荒れを起こしている。
一通り水質を調べた所、これといった問題は無し。pHも6.9と安定しているが、とりあえず薄めの塩水浴(0.2%)で様子を見ることにした。
このシルバーはモフチョが23歳の時に迎え入れた魚。幼魚ではなく、ある程度成長したものを(約30cm)飼って来てからの付き合いになるので、今現在の年齢は16〜17歳くらいになるのだろうか。
モフチョの若気の至りで飼うことになったシルバーアロワナ。この時点でモフチョは大きな過ちを犯してしまっていた。
……思えば劣悪な環境で飼育してしていた。
水槽は1200*450*450mmの既製品。フィルターは上部+底面に水中フィルター。飼い初めの頃こそ十分飼えてはいたが、案の定、無理が生じた。
このサイズの水槽で終生飼育はまず無理だと思う。
ショップの店員は「平気ですよ〜」なんて言うだろうが(それにつられて買ったモフチョが大馬鹿すぎた)、それは商売上そう言うだけの事であって、実際問題シルバーアロワナは水槽飼育でも1m近くに成長する魚なので(水槽に合わせて成長するような魚じゃない)、いずれこのサイズでは手狭になってしまう事は明白だった。
そんなことがありつつも
「いずれでかい水槽置けばいいさ」
と、若き日のモフチョはあまりにも無計画な考えでいたのだ。
飼育者失格と言われてもいい。あえてこの事を書くのはモフチョ自身に対する戒め。今後こういった過ちを犯さない為にもきちんとした形で残しておきたい。
シルバーの成長と共にモフチョを取り巻く環境は大きく変化していった。いい方向に変化するならまだしも、本当にいろーんなトラブルばかりに見舞われる事になり、つい最近まで水槽のサイズアップするどころの余裕はなかったのである。
で、モフチョは今年7月に引越しをすることになる。引越しの理由は多々あったが、このシルバー(とグリーンアロワナ)の為を考えてそうした事が大きい。極論を言えば、魚の為の引越しだったのだ。
紆余曲折があったが、今も付き合ってくれているシルバーアロワナ。6年前には死にかけた事もあったが、そんなのはどこ吹く風と、モフチョと奥方に甘えてくる事もある。こんな大バカなモフチョなのに・・・。
今回シルバーが調子を落としたのは、引越しによる環境の変化が主な原因だろうが、なんとなく歳からくるもののような気もする。
色々調べてみると、シルバーアロワナの寿命は10年〜15年、長くとも20年とのことだから、正直、いつお迎えが来てもおかしくはない歳ではないだろうか。あの環境でここまで生きている事自体、奇跡のような感じな部分もあるのだし・・・。
なんて女々しい事ばかり考えちゃいけないな。今モフチョに出来る事は、少しでも元気にしてやる事。それが務めだ。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません