アロワナの鰓めくれ治癒
青水の方はまだ変化無しといったところだが、グリーンアジアアロワナの鰓めくれがほぼ治ってくれた。
前回は半年ほどで完治したが、今回は約2年ほどもかかった。
冒頭の残念な画像では確認出来ないが、向かって左側が実際にめくれてしまった箇所。最大で鰓の3/4程度がめくれていたが、今は1/10あるか無いかといった具合にまで回復した。ここまでくれば、もうひと月も経てば完治するだろう。
ちなみに、鰓がめくれだしたのは前回の引越し時。具体的には2009年の春〜夏にかけてだろうか。
はっきりとした原因は解らないが、今回は環境変化によるストレスの影響が大きかったように思う。引越しした事と、自身の成長に伴い水槽が手狭になりつつあった事が引き金になったのだろう。
また、めくれた箇所は前回の時と全く同じ場所なので、ある意味「癖」みたいなものがついていたのかもしれない。なにせ水流が当たる度に、鰓を「ひらひら」とさせていたぐらいなのだから。
この鰓めくれの対処は手術しか無いと思い込んでいたが、某ショップにて馴染みの店員さんから話を聞いたり、モフチョ自身で色々調べたりしたところ、自然治癒するケースも結構あるらしいとか。
もちろんその程度にもよりけりだろうが、実際二度とも何もせずに治ったのだし、シルバーアロワナも同様に治癒した経緯があるので、大げさな事をしなくてもなんとかなってしまうものだと考えている。
で、この自然治癒を目指す場合のポイントを簡単にまとめると
- 環境(水槽サイズ)を変える
- 水換えと給餌を多めにして、代謝を良くする
- 水流の見直しをする
ぐらいなもの。当たり前と言えばそうだが、自然治癒だけに基本的に魚には少しも触れてない。
参考までにモフチョ家のケースを挙げると
- シルバーアロワナ(治癒まで半年)→水流を強める 水換えの頻度を上げる
- グリーンアジアアロワナ(1回目・治癒まで半年)→何もせず
- グリーンアジアアロワナ(2回目・治癒まで2年弱)→水槽サイズをアップし水流の向きを変える(水流を弱める)
といった具合。
自然治癒だけに完治までにはかなりの時間を要するし、かといって治る保証も無いので、参考程度に留めてほしいと思う。
ディスカッション
こんばんは!
ほぼ治った!良かったですね(^^)
人為的に処置する以前に、サカナ自身が持つ自然治癒力を喚起する方法が上手く行ったんですね。
ヒトが心を砕いて処置すべきは環境整備というのは解る気がします。
私の場合、田砂を煮る事と水流に変化を持たせる事ぐらいしかしてません(^^;
こんにちゎ!
昔鰓めくれは、奥行きと水流が足りないって75にして、ジェット噴射にしてました。
でも治らなかった!
(>_<) 治って来たのは、愛情の賜物ですね!
>菊一文字さん
魚の自然治癒力を引き出すことさえ出来れば、どうにかなっちゃうことが多いような気がします。ただ、水槽でそれを引き出すのはとても難しいですが・・・。こういった方向で病気が治ると有り難いんですけどね(汗
>ひらめさん
水流は強すぎても弱すぎてもダメらしく、この辺の見極めは難しいと思います。後は魚がどのような行動パターンをとるかって事も把握しておかないと、逆に水流の強さでめくれてしまうケースもあるそうです。