産卵、そして「明るい家族計画」

先日、白コリの段平に産卵スイッチが入ってしまった。

 

前面に産みつけられた卵

 

朝からどうにも水槽内が騒がしく、やたらと段平の後を追っかけるコリがいたのだが、「もしや」と思って段平の腹びれを見ると沢山の卵を抱えていた。

 

今回はベネズエラオレンジは参加せず

 

段平産卵モード突入。

こうなると段平の暴走は止まらない。水槽内を縦横無尽に泳ぎ回り、そこらかしこに卵を産みつけていく。

 

ミクロソリウムにも沢山の卵が

 

水槽内の各面はもとよりミクロソリウム、シャワーパイプと、もうなんでもござれ状態。

最終的には数を数えるのも嫌になるぐらい産みつけた。少なく見積もっても150個以上はあったんじゃないだろうか……。

 

一息つく段平
休憩を終えると再び産卵モードへ

 

子供の日の大産卵。何とも目出たい話ではあるが、問題はこの産みつけられた沢山の卵をどうするかである。

正直、これだけの卵を全て採ろうものなら相当な数のコリが産まれてくるはず。

パッと見た感じだと有精卵の割合は少ないように思えたが、それでも10匹単位でコリが産まれてくる事は確実だろう。さて、どうしたものか。

 

卵を食べるトゲナシヌマエビ。これもまた選択の一つである

 

その産まれたコリすべてをきちんと飼えるのであれば何の問題も無いのだが、現状、これ以上水槽を増設する事も出来ないので、段平には申し訳ないが今回は採卵せずそのまま放置する事にした。

随分と身勝手な話かもしれないが、下手にコリの数を増やす事で維持管理がままらなくなっては本末転倒。元々繁殖を目的としてコリを飼っているわけではないので、例えば、以前のようにフィルターで発見した分だけを飼うとか、後はそんな感じに成り行きに任せたいと思っている。

 

産卵と繁殖の記録

Posted by ドン・モフチョ