ドイツ三色の体調不良

春先から水面に浮いたりするなど、体のバランスが取れずちょっと異変を感じていたドイツ三色だが、ここにきて一気に体調が悪化してしまった。

 

 

体全体が「くの字」に反った感じになり、上の画像のようにひっくり返ってしまっている。よくある転覆病なのかと思うが……。

 

ちなみに飼育水が青いのは、一番古い個体の白写りが口先を怪我をしてしまい、グリーンF+塩浴をさせているため。ドイツ三色のための治療とは別であることを先に断っておく。(白写りの怪我は9割がた回復した)

かといって四六時中ひっくり返っているわけではない。

 

 

こうして普通の状態に戻ることもあるのだ。

ただ、どことなく尾筒から後ろが変形しているのが気がかり。

また、このドイツ三色は迎え入れ時から気になっていた点が一つあった。

それは、肛門が他の鯉たちに比べるとかなり縦長だということ。

 

 

個体差の範囲内かもしれないが、異常であることだけは確かだ。病気なのは病気だろう。

ただ、現状は何の手立てもなく静観しているだけにとどまっている。水質や他の鯉たちの状態をくまなくチェックするもこれといった異常が見られないだけに、もう手の施しようが無い状態だ。

 

モフチョ家の鯉たちは、1尾(白写り)以外はホームセンターで格安で売られていた「ハネ物」の錦鯉だ。だからというわけではないが、元から弱い個体だった可能性も少しはあるかもしれない。

それよりも何も、飼育環境が悪かった点が一番の問題のように思う。

いくら鯉が屈強な魚だとはいえ、正直かなりの過密飼育だっのだから、弱い個体が環境に耐えられず病気になってしまった可能性の方がずっと高いと思う。

このままいけば、このドイツ三色は確実に衰弱死するだろう。今は何とも言えない罪悪感で胸が一杯一杯だ……。

 

病気と治療

Posted by ドン・モフチョ