セルフィンプレコは慣れる魚

2021年6月10日

悠々自適に暮らすセルフィンプレコ。このプレコは懐いてくれるから一層愛着がわく。

 

 

以前こちらの動画でも紹介したが、

このセルフィンは餌の時間になると向こうから寄ってくる。

 

いやいや、こうしてカメラを向けると餌がもらえると思って近づいてくるのだ。

 

 

で、いつものように餌くれポーズを決める。

 

 

ここまでくると、そこいらの犬猫より賢いんじゃないかとさえ思ってしまう(笑)

 

ところでこのセルフィンプレコ、アクアリウム界隈では単なるコケ取り要員として迎えられることが多く、かなり乱雑な扱いをされてしまう不憫なプレコでもある。

ショップで安価に売られているだけでなく、コケ取り能力も非常に高いことから気軽に購入してしまうのだろうが、その成長スピードから最終的に面倒を見ることができなくなってしまい、ショップで引き取ってもらうならまだしも、自分勝手に近所の河川等へ放流してしまう人が後を絶たない。

実際、沖縄の河川では違法に放流された似たようなプレコ類が自然繁殖しているし、東京ではタマゾン川=多摩川でその姿を見かけることもあるそうだ。

もちろん、このプレコが大型になる魚ときちんと説明しないで販売するショップの責任もあるだろうが、迎え入れた飼い主側にも責任はある。

「面倒だから捨てちゃえ」なんてのはもってのほかの行為で、飼うのが大変になったのであれば、せめてきちんとした場所に引き取ってもらうべきだろう。

 

だからモフチョはこう言いたい。

こんなにも人に慣れてくれる賢い魚なのだから、ポイ捨てするのはあまりにも酷すぎる、と。

たとえ脇役として迎え入れた魚でも、飼い込めばその水槽の主役となるぐらい見応えある魚に成長するのだから、できることならば一歩踏み込んだ飼育をして欲しいと願っている。

 

2021年6月10日熱帯魚飼育

Posted by ドン・モフチョ