フジノスパイラルというろ材を購入

以前からずっと検討していた事。それはろ材の見直しである。

 

 

現在、メインで使用しているのは所謂「セラミック系多孔質ろ材(パワーハウス)」という代物。

 

飼育を初めて以来永らく愛用しているろ材だが、目詰まり問題には常々悩まされてきた。

とりあえずその都度洗浄して使ってきたが、初期性能を引き出す事は不可能と感じていた。やはり、適度に交換してこそ能力を発揮するものなのだろう。

 

これらのろ材は、目に見えない部分までを含めての能力を謳っているのだから、その部分が目詰まりしてしまえば言わずもがな、である。事実、あまりにも古いものは破棄し、新しいものを追加しつつ今日に至っているからだ。

だからといって多孔質系ろ材の能力を疑っているわけではない。今まで使用してきた感想から先に言えば、これは間違いなく理想のろ材と呼べる。

まあその辺の話はいずれ別な機会にするとして、「メックプロ」や「フジノスパイラル」という樹脂系のろ材を使うようになってから、少しろ材に対する考え方を改めるようにした。

 

仮の話だが、樹脂系のろ材が多孔質系ろ材と同等の性能が得られるのであれば、目詰まりを心配する事無く半永久的に使用出来る分、コスト的にはかなり有利。初期投資が掛かったとしてもすぐにチャラになるはずだ。

また、通常のメンテナンス、要するに維持管理も楽になると睨んでいる。重量的な事もそうだし、簡単な洗浄をするだけでほぼ新品同様の状態になるのだから、これ以上楽な事は無い。モフチョ家のように複数の水槽を管理する場合、これはこの上ないメリットとなる。

そこで思い切ってろ材を購入した。

 

フジノスパイラル

 

購入したのは「フジノスパイラル」の13サイズ30ℓ分。この10サイズをアロワナ水槽、コリドラス水槽で使っているが、今日までなかなかの感触を得ている。

たいした量を使っているわけでは無いのだが、多孔質ろ材使用時と全く変わらない状態を維持している。いや、餌やり直後の水の澄み具合は今の方が良いぐらいだ。

ちなみにその購入時、オマケでもらった13サイズをプレコ、クラウンローチ水槽に使用しているのだが、こちらも同様、良好な状態を維持している。

どの水槽も安定期を迎えているので、様子をみながら順次追加、交換をしていく予定だが、果たしてこのろ材の見直しが今後どのような結果を生むのか、今からとても楽しみにしている。

 

飼育用品レビュー

Posted by ドン・モフチョ