チビコリの奇跡

先日、フィルターから救出した2匹のチビコリ。考えれば考える程、生き延びた事が不思議に思えてきた。

 

プレフィルター上部にいたと思われる個体

 

ところでコリドラス水槽で使用しているフィルターは、エーハイムの2075である。

 

 

型番は異なるが、このシリーズは上の図のように飼育水が循環する仕組みになっている。

で、今回救出したチビがどの部分に居たかと言うと、

 

 

ピンクの丸印部分の所に潜んでいたのである。

となると、どのようにしてプレフィルターをすり抜けたのかが疑問。

このプレフィルターはスポンジほど目は細かくは無く、普通に考えれば、同日にエビを発見した個所(水色の丸印部分)に留まるはず。1〜2mm程度の稚魚ならばすり抜ける可能性もあるだろうが、実際にはかなりひどく目詰まりしており(ヘドロ状に近かった)、この部分をすり抜ける事は極めて困難だったと思われる。

にもかかわらず、2匹のチビはそれぞれ別な場所で生存していた。これはもう、奇跡としか言いようがない。

さてさて救出したチビ達だが、他のチビ達と共にすくすくと成長中。この強運、そしてなんと言っても段平イズムを継承する仔なのだから、もっともっと逞しく育ってくれる事だろう。

 

産卵と繁殖の記録

Posted by ドン・モフチョ