コリドラス・ロビネアエ
どのコリにも似ていない、独特の雰囲気を持つコリドラスがロビネアエだ。
もっとも特徴的なのは尾びれの模様と体型で、モフチョ家のような多種のコリドラスがいる水槽でも即座に判別が可能なぐらい、独特の雰囲気を持つコリである。
やや低めのpHを好み、スレ傷に弱い面があると聞いていたので、無事に馴染んでくれるかどうか心配な面もあったが、心配されていたスレ傷も発生する事無く、少しずつではあるが馴染んでいく様子が伺えた。
このように無事に馴染んでくれたかのように思われたが、今年初頭のイカリムシ騒動の薬浴後、3匹のうち1匹の個体が肌荒れを起こしてしまった。やはりデリケートな一面は持ち合わせていた模様。
他の病状は見られなかったのでひとまずは自然治癒させる事にしたが、これが運良く持ち直し、現在は順調に回復している。餌も積極的に食べているので一安心しているところだ。
それとこのロビネアエ、かなり泳ぎが達者なコリ。どう達者なのかと言うと、単に泳ぎが器用といった類ではなく、コリらしからぬシャープな泳ぎを披露する。
かといって四六時中泳ぎまくっているわけでも無く、こういった面でも独特な雰囲気がある。
本当にいろんな意味で興味深いコリである。