こ、このコリの亡骸は一体!?

 

昨年末から新年にかけ、コリドラス水槽に不可解な出来事が襲った。

注・この記事にはコリドラスの亡骸(骨)の画像が含まれるので、この手の画像が苦手な方は先に進まないように。

二匹の亡骸を発見

先月に大量のコリドラスの鱗を発見し、後にそれがアルビノステルバイのものと判明。非常に残念な思いをしたのだだが、先月30日になってその頭部の骨を発見したのである。

亡骸を見つけられないもどかしさにやきもきしていたが、その頭部の骨を先に発見した鱗とともに埋葬した。

これでモフチョは「これで年が越せる」と安堵していたが、さらにその翌日の31日、もう一つの頭部の骨を発見してしまった。

 

向かって左側が先に発見した骨。恐らくアルビノステルバイのものと思われる
右側がその後に発見したもの。一回り小さい

 

「この骨は誰のだ!?」とコリをチェックし、一度埋めたアルビノステルバイの骨を掘り返して比較するも不明のまま。

生憎、発見したのは消灯後の出来事だったので、この骨の持ち主探しは翌日にすることにした。

 

新たな骨を発見するも……

そして翌日、迎えたコリの種類と数を改めてチェックする。またしても「死」に気付いてやれなかった事を悔やみつつ、丁寧に確認作業に取り組んだ。

 

水槽内は至って平穏だが……

 

そうこうしているうちにさらに別なパーツを発見する。 どの部分のものかはよくわからないが、胸びれの条も見つかり、それがオレンジ色をしていたのでアルビノステルバイのものと確信する。

 

 

さて、もう一つの頭部は誰なのか。

水槽内の装飾品を出来る限り取り出し、その確認作業をひたすらに続ける。

まずはイエローフィンを一番に疑うも、これはすぐに発見。次いでポタロエンシス、ダイジョウブダエ、カウディマキュラートスなどなど、その骨の大きさからアルビノステルバイよりも小さいコリに重点を置いてチェックした。

 

一番心配していたイエローフィンは健在

 

しかしながらどのコリも全て存命。これは全てのコリをチェックするほか無いと、クサ子と共にさらに作業を続けた。

一番ややこしいポリスティクタスとガラナの確認作業に戸惑ったが、結果的には全てのコリが存命。無論、見間違いがあるといけないので二重、三重とチェックするも、数、種類共に少しの相違もなかった。

モフチョ
モフチョ
それじゃ一体この骨は誰のなんだ!?

 

そこまでしたのにもかかわらず、正体不明の頭部の骨が確かにある。

他の魚のものと考えても、クーリーローチのものでは無いのは明白だし、オトシンネグロも3匹全てを確認している。もう何が何だかワケが解らなくなってしまった。

 

とりあえず仮説を立てる

そこでいくつか仮説を立て、この頭部の骨が誰のものであるかを冷静に考える事にした。

 

仮説1 迎え入れ時の数に誤りがあった

迎え入れ時、例えば2匹の所を3匹迎え入れてた等、その数を勘違いしていたかもしれないが、その都度ブログにて記事にしていたし、何か変化があれば設置水槽カテゴリに記載しているので、この可能性は限りなく低いと思われるのだが……。

 

仮説2 繁殖により知らぬうちにコリが増えていた

昨年はステルバイ、白コリと繁殖したので可能性はゼロでは無いだろうが、いくらなんでも水槽内に成長したチビがいれば気付くはず。ましてや本水槽で、しかも1匹だけ成長を続けた等とは到底考えにくい。

 

仮説3 そのコリはすでに死んでいる

実際の所はそのコリは死んでいて、確認したはずの何れかのコリが「霊体」なり「霊魂」として存在し、死後も変わらず本水槽を泳いでいる。こう考えると一番辻褄が合うような気がするが、もうこれは「あなたの知らない世界」の話だ。

 

仮説4 単に確認ミス

何度となく確認しても、そこは人間のやることなのでイージーミスがあった。

これが普通に考えられるパターンかも知れないが、重箱の隅をつつくようにチェックしての結果である。何百匹という数ならまだしも、80匹程度、しかもどのコリにも特徴があるのだから、果たしてそうなのだろうか!?

 

真相は闇の中

このように色々と仮説を立てて見るも、明確な答えは見つけられずじまい。

真相は闇の中といった所だが、いずれにせよ、今後はコリの数を今まで以上シビアにチェックする必要がある。そして、この謎が解明されたらすぐに記事にしたいと思う。

 

最後に。

この亡骸はひとまずアルビノステルバイの骨と一緒に埋葬する事にした。誰のものか解らないまま埋葬するのも何だが、まずはこのコリの冥福を祈りたいと思う。

合掌。

 

コリドラス

Posted by ドン・モフチョ