謎だった亡骸の正体は……

年の暮れに発見した正体不明の亡骸。どうしてもその正体を明らかにしたかったので、再度確認する事にした。

今回は水換え、そしてミクロソリウムのトリミングを兼ね、水槽内にある装飾品を全て取り出してから確認作業に入った。

 

流木等の一時撤去で確認はしやすくなったが……

 

まずはモフチョ自身で数を確認。

模様の似ているジュリィ、ダイジョウブダエ、なかなか表に出て来ないレティキュラートゥス、すばしっこいザンガマ、セミロングノーズスポットバーゲシーなどなど、この日も徹底的に調べ上げた。

その間、クサ子はブログ記事をチェックしながら「◎◎◎は2匹いる?」と、怪しいと思ったコリの名をランダムに挙げ、その都度モフチョが確認。最低でも一種のコリを2回はチェックするようにした。

 

隅に固まってくれると数えやすい

 

……しかしながら数に相違は無し。やはりどこをどう数えても間違いが無いのだ。

ということは、

「仮説1 迎え入れ時の数に誤りがあった」

この説しか考えられなくなってしまう。

確かに迎え入れ時はその都度記事にしていたが、ブログを始める以前にいたコリドラスに関しては、記憶があやふやな部分があるから。

 

で、改めてブログ記事を確認すると、ポタロエンシスの数が明記されていなかった。

ポタロエンシスは現在2匹いるが、もし3匹迎え入れていたものとすれば、あの亡骸はこのコリのものと言う結論に達する。

ただ、この説にも疑問は残る。

仮に3匹がいたとしても、その後2回リセットを行い、さらには水槽のサイズ変更を実施しているのだから、その時点で数の異変に気付くはず。これはこれで釈然としない気持ちになってしまう。

かといってこれ以上話を突き詰めたところで、今いるコリの数に変化は現れないのだから、「あの亡骸はポタロエンシスのもの」という事で話を終わらせるしかないのだろう。

 

もっともこの一件は「飼育の怠惰」から生じた問題なので、死んだコリの正体云々を言う前に猛省する必要はある。水槽飼育はちょっとした管理ミスが命取りになるのだから。

時代劇のように「これにて一件落着」とはならなかったが、改めてあの亡骸の持ち主の冥福を祈りたい。

 

コリドラス

Posted by ドン・モフチョ