アエネウスダークの成長っぷり

このコリを迎え入れたのは2010年の12月のこと(チャーム通販)。アエネウスのワイルド個体には多くのバリエーションが存在するが、これもその一種である。

 

 

アエネウスダークは販売名で、ノーマルのアエネウスよりも黒褐色が強く出るタイプとして売られていた。

 

頭部に短く入るゴールドラインも特徴

 

ところでこのアエネウスダークを迎え入れた数は2匹。残念な事に1匹は既に死んでしまったが、残る1匹はとても立派に成長してくれた。

ただ、このコリは迎え入れ当初はかなり痩せており、アエネウスの持つ屈強なイメージはまるで見られなかった。

 

トリートメント中のアエネウスダーク(左側2匹)

 

また、その体色のせいか色艶があまり良くないような感じさえしていたので、正直なところ「うまく馴染んでくれるか!?」と思っていた部分もあった。

 

判り辛いが正面から撮影したもの。肉付きが悪くひ弱な印象が……
もふる姿もどこか弱々しく見えた
2010年12月の様子
2013年2月の様子。左側にいるのは段平のチビ

 

が、そこは腐ってもアエネウス。うまく馴染んでくれた個体はすくすくと成長を続けてくれたのである。

迎え入れ時の体長は一緒に映っている段平のチビとそう大差は無かっただろうし、リシアベースと比較してもいかに大きくなったかが解るはず。本当に逞しいコリになったのだ。

 

余談だが「ダーク」な色合いは成長とともに少しずつ薄れてきている。他のアエネウス同様、自然下ではものすごい色合いになるとは思うのだが、これが水槽飼育での限界なのだろう。

何はともあれ、迎え入れから早いもので丸二年以上が経つわけだが、まだまだやんちゃで元気一杯なアエネウスダーク。これからも元気よくもふってもらいたい。

 

コリドラス

Posted by ドン・モフチョ