尾びれがボロボロ……

先日迎え入れた朱文金の尾びれがボロボロになっていた。

 

 

初日は何も変わった事は無かったのだが、二日目の朝に異変に気付いた。少なくとも日中は虐められたり追いかけられたりするような事は無かった。恐らく、寝ている間の出来事だろう。

 

この水槽の魚達は群れて寝る。初日からこの朱文金もその群れに混じり寝ていた。「すぐにとけ込んで何より」なんて思っていたが、それが仇となってしまったようだ。

きっと寝ている朱文金の尾びれが誰かの口元にさしかかり、反射的に誰かがそのヒレをパクパクとしたのだろう。

 

フナや金魚は大人しい魚とはいえ、口元に何か物体が漂ってくれば反射的にそれを吸い込んでしまう。それが餌でなければすぐに吐き出すが、生きたものであればそのまま吸い込んでしまう。ましてや今まで水槽に居なかったものだから、餌として認識してしまったのかもしれない。

この後すぐに朱文金は隔離。感染症を防ぐために塩浴をさせて様子を見ている。

他の朱文金は何の問題も無いので、いずれ混泳させる事に変わりはないが、齧られた尾びれの具合が良くなるまではプラケースでの飼育を強いられることになりそう。

 

金魚と錦鯉

Posted by ドン・モフチョ