【散策】近所を散歩(その3)

「近所を散歩」シリーズは、ひとまずこれで完結。

 

※画像はせがた三四郎です

 

ラストを締めくくる目的地だが、武相四大薬師の一つである「峰の薬師」。ここはシリーズ中一番ハードな場所に位置するので、散歩気分というよりは軽いハイキング気分で臨んだ。

さあ、いざ出発。

 

 

蝉の抜け殻に季節を感じながら、まずは参道の入り口に。

 

 

この峰の薬師へ行くにはいくつかのルートがあるが、今回はこの東参道ルートを上る事にした。

 

 

こちらの東参道は生活道路の延長線上にあるため、それなりに足下が整備されており、比較的歩きやすい印象を受けたが、

 

 

先へ進むにつれ道は徐々に険しくなり、これまたちょっとした山登りに(汗)

まだかまだかとぼやく元気も失いかけた頃、目的地まで650mの地点に到達。

 

 

もう少しだ!!、と思うも山道はこの距離が長かったりする(大汗)

そして、山道から眺める景色が人里から少しずつ離れていくと

 

 

目的地に到着した。モフチョ家から1時間ちょっとの道のりだったが、えらく遠くに来たような気分だ。

さて、峰の薬師と言えばこれ。

 

 

富田常雄の小説『姿三四郎』で、主人公の姿三四郎が檜垣鉄心・源三郎兄弟と決闘した舞台がここ。(参考・wikipedia)

なんというか、小説の舞台にこうして立つのはなかなかオツなものがある。疲れもどこ吹く風、だ。

しかし、腹が減っては戦はできぬという事でランチタイムに突入した。

 

 

屋外で食べる弁当はやはり格別。景色もまたそれに輪をかけるからたまらない。

というわけで、すっかり気を良くしたモフチョ一行は、

 

 

蝉時雨を浴びながら下山した。

 

 

当たり前の話、下りの方がずっと楽なので、道中は木の実(こぶし)等を眺める余裕も生まれた。

 

バナナの木に遭遇したのはちょっとしたミステリーだったが、シリーズ最終回は実に有意義なものになった。

これで日頃の運動不足も少しは解消されただろうが、何事も継続は力なり。この気持ちをしっかりとキモに命じ、どんなことにも前向きに頑張りたいもんである。(完)

 

モフチョの戯言

Posted by ドン・モフチョ