マーク屋な鯉

鯉の成長差でも書いたように、ドイツ三色はこんな感じに白写りの下によく潜り込む。その姿、まるでマーク屋である。

 

 

ちなみにマーク屋とは競輪用語。具体的に言うと「先行する選手の後ろを追走し、決勝戦手前で先行選手を交わす戦法をとる選手」のことを指す。

 

まったく魚とは関係ない話になってしまったが、このドイツ三色は実に巧くこの白写りをマークする。理由を推測するに、こうした方が餌を食べやすいからなのだろう。実に賢い鯉である。

またまた話しが変わって恐縮だが、ドイツ鯉はヨーロッパで改良された魚である。

鱗がとても少ないのが特徴だが、これにはきちんとした理由があって、鱗が無い方が調理しやすいといった事からこのような鯉が作出されたのだ。また、日本の鯉よりも体高があるのも、肉の量が多くなるからと言った理由で改良された立派な食用魚なのである。

・・・いや、だからといってこの鯉を食べる訳では無いのでご安心を(笑)

 

金魚と錦鯉

Posted by ドン・モフチョ