狂喜の祭典、アートアクアリウム開催中

またまた金魚の虐待展示会・アートアクアリウムが今日から開催される模様だ。

 

 日本の夏を涼しげに彩る風物詩の金魚を、光と音で演出して見せるアートアクアリウム展が、堂島リバーフォーラム(大阪市福島区福島1丁目)で6日から始まる。内覧会が5日開かれ、約8千匹を集めた幻想的な世界が公開された。

三角柱の水槽を組み合わせた高さ2・4メートルの「インフィニトリアム」は、合わせ鏡のように金魚が増えて見えるふしぎな作品。2階にも観覧エリアがあり、展示を見下ろして楽しめる。

9月5日まで。入場券は一般千円、小学生以下600円、3歳以下無料。(松本紗知)

引用元:朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/articles/ASJ754T7HJ75PTFC00L.html?ref=yahoo

 

モフチョは何度かこのアートアクアリウムについての記事を書いてきたが、相も変わらずアートアクアリウムは定期的に行われている。

ちなみに主催者のサイトはこちら。

出典: artaquarium.jp

 

もう10年経つというのたから驚きだ。

……毎回同じことを言っているかもしれないが、もう一度言わせてもらいたい。

モフチョ
モフチョ
こんなのはアートでもなんでもない。単なる見世物小屋だ。

まず持って、これを綺麗と思う感性に疑問を抱かずにはいられない。しかも約3か月も展示するというのだから、もう何も言葉は出ない。

そもそも、本物のアートとはこういうものを言うのである。

 

出典:goldfishing.info

 

金魚を樹脂で作成する、深堀隆介氏の金魚アートがそれだ。

 

 

氏の作る作品はあまりにも精巧なため、某愛護団体から「生きた金魚を樹脂で固めるなんて虐待だ!!」なんてクレームを受けたとかなんとか。それぐらい緻密で心奪われる作品となっている。

まさに月とスッポン、雲泥の差。どちらがアートであるかは一目瞭然だろう。

薄っぺらでまるで中身のないアートアクアリウム。この狂気のイベントを支えているのは、尊くも儚い金魚達の「命」であることを肝に銘じておかなければならない。

 

モフチョの戯言

Posted by ドン・モフチョ