停電時の水温低下

各地で行われている輪番停電(計画停電)。モフチョ家の水槽もその対応に追われているが、この時期だと水温低下が気になるところ。そこで実際にどの程度下がるのかを検証してみた。

 

 

今日は18:40〜20:30の間停電したが、それぞれ一時間経過後→停電終了時の水温を計測したところ、各水槽の水温は以下の通りであった。ちなみに水量は水槽サイズから単純計算したもので、実際にはその8割程度の水量と考えて頂きたい。

 

エアレーション無しの水槽

  • アロワナ水槽A(1500*600*450 405L) 25.8℃→25.7℃→25.5℃ -0.3℃低下
  • アロワナ水槽B(1500*600*450 405L) 26.6℃→26.4℃→26.1℃ -0.5℃低下
  • 小型魚水槽2 (250*250*250 15.6L)25.5℃→計測せず→24.0℃ -1.5℃低下

 

エアレーション有りの水槽

  • プレコ水槽(900*450*450 182L) 25.9℃→25.6℃→25.4℃ -0.5℃低下
  • 小型魚水槽(600*450*450 121L) 25.7℃→25.6℃→25.3℃ -0.4℃低下
  • クラウンローチ水槽(900*300*360 97L) 25.6℃→25.2℃→25.0℃ -0.6℃低下
  • コリドラス水槽(900*450*300 121L) 25.0℃→24.7℃→24.3℃ -0.7℃低下

 

無加温水槽 エアレーション有り

  • 鯉水槽(1200*450*450 243L) 20.6℃→20.6℃→20.5℃ -0.1℃低下
  • 金魚・フナ水槽(900*450*450 182L) 20.2℃→20.2℃→20.2℃ 変化無し

住居形態や飼育環境、水槽の設置場所等によって大きく変わってくるので、いずれも参考程度ということで。

 

水温が低下しなかった理由

話は逸れるが、いろいろ水槽の数が多いとそれ自体が暖房の役割を果たす。無加温水槽の水温を見れば解ると思うが、基本的にモフチョ家は暖かいので思ったほどの低下は見られない。

ちなみに使用している暖房器具はホットカーペット1枚のみで、使用するのはこの半分。魚のヒーターの電気代はかかっても、暖房器具の電気代を考えればチャラだったりする。

それらの数字を見るといろいろと解る事があるが、水量とそれに対する水面の表面積が大いに関係している事が解るだろう。

例えば同じ水量の小型魚水槽とコリドラス水槽で差が生じているが、これなんかはまさにそのケース。

  • 小型魚水槽  600*450=27000㎟
  • コリドラス水槽900*450=40500㎟

モフチョは文系なので熱放出量だとかその手の難しい話は出来ないが(汗)、ざっと言えばそんな感じになるのだ。

水温低下を抑えるには蓋をするのが一番。飼育水を空気になるべく触れさせないようにするのがポイントだ。

電池式のエアポンプならばそれほど気にする必要はないだろうが、このことから過度のエアレーションも避けるようにする。これだけでかなり水温低下が抑えられるはずだ。

また、蓋をするのは水温低下のみならず、魚の飛び出し防止にも水の溢れ防止にも役立つので、見た目云々なんかは二の次に考え、こういう時だからこそ必ず蓋をするようにしよう。

 

メンテナンス

Posted by ドン・モフチョ