ウールマット3種を比較してみる

2021年4月29日

錦鯉水槽に使用して比較

早速この三種を錦鯉水槽にて使用してみた。

 

実に都合よく横幅がフィットする

 

市販の60cm上部フィルター用マットを半分にカットすると、丁度このフィルターの幅(19cm)と同じになるのがキモ。

ただフィルターの水位は約13cmほどあり、このままで使用すると高さが足らなくなってしまうのでフィルター底部に粗めのマットを敷いて高さを調節している。(ちなみに下に敷いているマットはスドーのハードマット)

 

汚れで解り辛いがハードマットを敷いてある

 

水位調整は排水の塩ビ管をカットする方法もあるが、濾過容量が減るのを嫌ったのでこのようなやり方をした。

で、こんな感じにウールをセットする。

 

目指したのは外掛けワンタッチフィルターの手軽さ

 

実際には仕切りをあと何枚か増やしてからウールを使う予定なのだが、まずは単純な比較検討をしたかったのでこのままセットしてみた。

というわけでいよいよ比較開始。ウールマットの設置期間は概ね一日。各マットの汚れ状況はどんなだろうか?

 

ニッソーNEWクリアーマット

 

ぎりぎりフローしないレベル。密度の粗さが好結果を生んだ形なのだろう。

マット全体がほどなく汚れ、バランスよくゴミを濾しとっている感じがある。マットを取り出す際の型くずれもまったく気にならなかった。

 

コメット高密度マット徳用10枚

 

完全にフローしたが、マットの厚み故にこれは致し方ない部分はある。

これもマット全体でほどよく濾過してて、型くずれもほとんどなし。ソフトな手触り感とは異なりマット自体の耐久性はかなり高そうだ。

 

コトブキ薄型高密度マット

 

完全にフロー。厚みを考えれば妥当なのかもしれないが、コメットのマットと比較するとフローまでの時間がかなり早かったのが少々気がかり。(コメットの半分強でフロー)

ここで注視したのがマット断面の汚れ具合。画像のようにあまり汚れていない部分が全体の約1/4〜1/3ほどに見られた。

これは表面がすぐに目詰まりしたための現象と思われるが、高密度のせいなのかムラのせいなのか、なんとなくもったいない気分になってしまった。

 

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2021年4月29日飼育用品レビュー

Posted by ドン・モフチョ